太平洋海底にあるレアアース(希土類元素)鉱床の発見

[日時]平成25年10月22日
[講師]藤永公一郎(ふじなが こういちろう)
[場所]長崎県産業支援センター1階会議室

平成25年10月22日(火)、18時30分より県人クラブ1階で秋の講演会を開催しました。
講師は東京大学大学院工学系研究科、エネルギー・資源フロンティアセンター特任研究員の藤永公一郎氏です。
ハイブリットカー、液晶テレビ、光ディスク、燃料電池、LEDライトなど最先端のテクノロジーには欠かせないレアアースは最大産出国である 中国が政治カードとして利用して日本への禁輸措置を行い、市場価格も暴騰しました。
そのような時期に、排他的経済水域、南鳥島沖の海底に日本で使用する200年以上の極めて良質のレアアース泥があることが確認されたという明るいニュースが流れました。
講師の藤永氏は南鳥島沖レアアース調査グループの中心メンバーでNHKのクローズアップ現代にも出演されたのでご記憶の方も多いと思います。
今回の講演は、「南鳥島の海底にレアアースを求めて」という演題でレアアースとは、調査結果で判ったこと、今後の方向について、一般の人にもわかりやすく話していただきました。

▲講師の藤永公一郎氏

▲沖ノ鳥島と間違われやすいですが、南鳥島は三角形をした小笠原諸島の島です。

▲最新の話題を楽しみに集まった聴衆

▲海底の泥を採取する筒

▲懇親会乾杯の音頭は、同郷の北村誠吾衆議院議員

▲長崎の飲物、食べ物が並ぶいつもの懇親会風景です

撮影:井上早苗