乳がんと前立腺がんの死亡者はなぜ増えているのか -農業と食の視点から-

[日時]平成21年3月26日
[講師]横田 哲治(よこた てつじ)
[場所]長崎県産業支援センター1階会議室

平成21年3月26日(木)、18時30分より県人クラブにて講演会を開催しました。

今回は、農政・食生活ジャーナリストとして国際的に活躍され、FSN(食の安全を考えるネットワーク)の主催者でもある横田哲治氏に、 「乳がんと前立腺がんの死亡者はなぜ増え続けるのか-農業と食の視点から-」というテーマで講演いただきました。
1970年頃の日本では、乳がんや前立腺がんによる死亡はそれほど多くはありませんでしたが、最近は急激に増加し、まだ増え続けると 予測が出ています。
昨年、講演会テーマと同じタイトルの本を出版されていますが、経済的効率のために、広く行われている乳牛、肉牛、豚、鶏への 成長促進ホルモンの投与が関係しているのではないか、その危険性について指摘されました。
また、がんになるリスクを減少させるためのライフスタイルや食生活についてもお話しいただきました。

▲開始を待つ参加者。忙しい合間を縫って、高木義明衆議院議員も。

▲南野文化事業部会長の挨拶。

▲講師の横田哲治氏。長崎の農林水産業、食事情を視察してこられたばかりです。

▲医学的な立場からの質問も出ました。

▲2008年9月出版の著書。県人クラブ事務局でも購入できます。

▲講演会終了後には、恒例の懇親会。

撮影 井上早苗