「脱原発」で考える

[日時]平成26年10月28日
[講師]金子和夫(かねこ かずお)
[場所]長崎県産業支援センター1階会議室

平成26年10月28日(火)、18時30分より県人クラブ1階で秋の講演会を開催しました。
今回のテーマは、東日本大震災以来、誰もが真剣に考えている日本のエネルギー問題です。
“「脱原発」で考える”という演題でアイコンテクノ株式会社代表取締役会長の金子和夫氏にお話しいただきました。
福島のような事態が発生する危険があり、大量の高レベル核廃棄物を生成してしまう従来の軽水炉型とは異なり、危険な 放射性廃棄物をほとんど作らず、原爆燃料のプルトニウムも作らない、そして、現在たまってしまって処理に困っているプル トニウムも着火燃料として使えるより安全な原子炉ということで、「トリウム溶融塩炉」による原子力発電についてご紹介いた だきました。
また、最近、にわかに動きが活発になっている「トリウム溶融塩炉」をとりまく世界の状況や日本の現状についてもお話しいただきました。

▲藤島事務局長から講師を紹介

 

▲講師の金子和夫氏は、朝日新聞「かながわ100人の肖像」で紹介され、2012年『「脱原発」で本当に良いのですか?』を上梓されました。

 

▲「トリウム溶融塩炉」という言葉は、初めての人が多かったようです。

 

▲長崎県東京事務所山田所長の音頭で乾杯

 

▲長崎県東京産業支援センターは工事中で「出島厨房」がお休みのためいつもとは違った料理です。

 

▲初めての参加の人も和やかに歓談

撮影:井上早苗