裁判員裁判の意義と課題

[日時]平成21年10月15日
[講師]寺井 一弘(てらい かずひろ)
[場所]長崎県産業支援センター1階会議室

平成21年10月15日(木)、18時30分より県人クラブにて講演会を開催しました。

今回は、日本司法支援センター(法テラス)理事長の寺井一弘氏に「裁判員制度の意義と課題」という講題でお話しいただきました。
ほとんどの先進国が国民参加の裁判制度をとっている中、日本も普通の市民の感覚を裁判に反映すべきであるとの観点から 司法制度の改革が検討されてきました。
今年5月から裁判員制度がスタートし、重大な刑事事件については、一般国民が裁判員として参加することになったことはご承知のとおりです。
まだ実験段階の裁判員制度をよりよいものにするための仕掛けや、今後目指す方向について、また、法律支援事業を行う独立行政法人、法テラスの 活動内容についてもお話しいただきました。
この種の講演会を民間団体が主催することは稀とのことですが、30名以上の方にご参加いただき、新しい制度への関心の高さが窺われました。

▲配布資料、最高裁作成のパンフに目を通しながら開会を待っている参加者。

▲藤島事務局長から寺井講師のご紹介。寺井一弘氏は、西高のご出身で藤島事務局長の後輩になります。

▲日弁連の事務総長も歴任されている講師の寺井一弘氏。

▲産業支援センターの長崎物産の展示。
参加者は、物産展示を見ながら懇親会の準備ができるのを待ちます。

▲懇親会の乾杯の音頭は東京大村会会長の中嶋さん。

▲上京中の県職員の方も忙しい合間を縫ってご参加いただきました。