[日時] 平成30年10月25日
[講師] 西出勇志(にしで たけし)
[場所] 長崎県産業支援センター1階会議室
平成30年10月25日(木)、18時30分より県人クラブ1階で秋の講演会を開催しました。
講師は、長崎新聞社のご紹介で、共同通信社編集委員兼論説委員の西出勇志(にしでたけし)氏にお願いしました。
西出氏は宗教取材をライフワークとされており、仏教をはじめ、宗教に大変詳しい方です。
今回は、「現代の信仰―生老病死と社会活動」というタイトルでお話いただきました。
▲事務局長から西出講師の紹介。県人クラブとして共同通信社の方に講師をお願いするのは実は2度目。今、報道番組のコメンテーターとして活躍中の後藤謙次氏にも講演していただいたことがあります。
▲長崎赴任は2度。一度目は雲仙噴火で大変な時期、2度目は、支局長として、この春(2018年)まで3年半ほど赴任しました。
▲ 現在、死亡者数は年間130万人を超え、在宅死は最近、若干増えたものの、13%、ほとんどが病院で亡くなっています。
▲団塊の世代が亡くなる2040年頃が死者数のピーク。継承を前提としない葬送も増えてきました。
▲ムスリムの墓の紹介。今後、増加が予想されるムスリムの人々は火葬をしません。ムスリムに理解のある甲州市のお寺の住職がムスリムに墓地を提供しています。
▲東日本大震災で宗教が見直しされ、各宗派で様々な活動が展開されるようになっています。
▲また、各宗派は、布教活動が目的ではなく、悲嘆や苦悩によりそう臨床宗教師の養成にも取り組んでいます。
▲講演終了後は、冨岡議員の音頭で乾杯。
撮影:井上早苗