[日時] 令和元年10月25日
[講師] 松本和也氏(長崎県東京事務所次長)
長崎県産業支援センター1階会議室
令和元年10月25日(金)、18時30分より県人クラブ1階で秋の講演会を開催しました。
「変わりゆく長崎県」という演題で、長崎県の各地域での計画や進行中のプロジェクトを松本和也氏(長崎県東京事務所次長)にお話しいただきました。
準備いただいた資料の目次は下記になります。
1 新幹線開業とIR誘致
2 長崎・西肥地域
3 県北地域
4 県央地域
5 島原半島地域
6 五島地域
7 壱岐地域
8 対馬地域
9 九州新幹線西九州ルートの整備促進
10 特定複合観光施設(IR)の区域指定
▲ 講演会に先立ち、長崎県人会総会(12/11)の準備を兼ねて上京の
山内理事長の挨拶。山内理事長は県人会会長でもあります。
▲講師の松本和也氏の自己紹介。
昨年4月、東京事務所に赴任しました。
東京での生活は、1度目が学生時代、2度目は、阪神淡路大震災やサリン事件が起きた時期で国土庁に出向していた2年間、今回は3度目になります。
▲新幹線開業は、佐賀県との調整がまだついていませんが、長崎県は大阪、長崎を3時間15分でつなぐことができ、時間短縮効果・投資効果の大きいフル規格による整備を要望しています。
▲資料を見ながら講師の説明に耳を傾ける聴衆。
▲長崎市内の整備で進められているプロジェクトは、
・新幹線開業に伴う新長崎駅をはじめとする長崎駅周辺の再開発
・三菱重工幸町工場跡地でサッカー施設を中心に長崎スタジアムシティプロジェクトが進行中
・国際観光船の増加で現在のバースではさばききれなくなっているため、2バース化を計画
・19階建ての長崎市役所新庁舎が公会堂跡地に建設
など長崎市の中心部は大きく変わろうとしています。
▲西彼杵半島では、長崎、佐世保を1時間で結ぶための道路整備計画があります。
また、国内初の大型恐竜ティラノザウルスの化石が発見されたことを記念し、令和3年に野母半島に恐竜博物館をオープンします。
▲長崎IRは、地理的な優位性があります。
半径1500キロ以内のアジアの人口は約10億人で、他のIR候補地に比べマーケットは最大規模です。
▲「県産酒で乾杯」で始まった懇親会は和やかに交歓し、牧山常務理事の〆で終了しました。
(撮影:井上早苗)