偲ぶ会祭壇

藤島満年氏を偲ぶ会

長崎県人会幹事長、ビードロ会(長崎市会)会長、長崎県人クラブ事務局長の任にあり、関東の長崎人交流の要として尽力されていた藤島満年氏が昨年暮れの12月29日に逝去されました。
2025年6月21日、故人と交流のあった、それぞれの組織のメンバー約50人が竹橋のKKRホテル東京に集い、藤島満年氏を偲びました。

偲ぶ会祭壇
遺影
▲偲ぶ会の会場KKRホテル東京「丹頂」に設けられた祭壇には、遺影、お花と思い出の写真集が並びました。

出席者全員が白いカーネーションを祭壇に献花した後、偲ぶ会を開会しました。
司会進行は故人の高校の後輩で、ビードロ会、県人クラブでも先輩、後輩として共に活動されてきた村田輝夫県人クラブ常務理事です。
まず、藤島さんに哀悼の意を表すため、全員で黙祷を捧げました。

略歴紹介
▲故人の略歴の紹介は、高校同期で、長い付き合いのある内堀勝之県人クラブ理事です。
「藤島さんは、磨屋小学校、淵中学校、長崎西高と進み、高3では野球部のキャップテンで甲子園出場にあと一歩までいきました。早稲田大学卒業後は、寺西化学工業(株)で70過ぎまで猛烈ビジネスマンとして仕事を全うされましたが、一方、西高在京同窓会会長、県人会、ビードロ会、県人クラブの重要な役職も長期間務めていました。藤島さん、朝日新聞社勤務の堀場さんと私、3人でよく遊びました。」

弔辞
▲列席の方々を代表して、ビードロ会会長、中西俊雄様に弔辞を述べていただきました。
「昨年11月にお見舞いに伺った時は元気で、年内に退院するという話でしたが、ひと月後に亡くなってしまいました。あっけないようにも感じますが、やることをやり通して逝かれたと思います。」

献杯
▲献杯のご発声は、長崎県人会関東西海市会会長の岸川悟様です。
「グラスに入っているお酒は山内賢明前理事長に寄贈いただいた玄海酒造の壱岐スーパーゴールドです。藤島さんが大好きなお酒でした。藤島さんを偲んで献杯!」

食事、歓談の後、故人と親交の深かった方々に、エピソードを交え、お言葉をいただきました。

山内前理事長
▲故人と二人三脚で組織運営に当たられた山内賢明(県人会前会長・県人クラブ前理事長)様がエピソードを披露。「今の県人クラブの形を作ったのは藤島さんです。お酒とゴルフが好きで、よく一緒に行きました。」

福本理事
▲長崎から出席の福本吉郎県人クラブ理事。福本理事は長崎の藤島家の墓守もされるほどプライベートでも親交が深く、「藤島さん、私はまだそっちに行きませんが、ゴルフ仲間だった故松山常務理事、弓削理事と一緒にあちらで19番ホールを楽しんでください。」

しばらくお休みされている吉田牧男県人クラブ常務理事も是非、献花したいと出席されました。久しぶりにお目にかかれたと、吉田常務理事にご挨拶する人の行列ができました。

ご親族
▲ご親族を代表して、ご子息から感謝の気持ちを伝えるご挨拶をいただきました。

故人と大学が同窓の北澤県人クラブ常務理事による閉会のご挨拶。
「この後、しばらく会場を使用できます。乾き物も用意していますので続きの歓談をどうぞ。」

歓談の続き
▲2テーブルに集まって続きの歓談をしました。


長崎県人会、ビードロ会、長崎県人クラブ合同開催の偲ぶ会でしたが、和やかで温かな空気が流れる偲ぶ会となりました。
ご出席いただきました皆様、ありがとうございました。


(撮影:井上早苗)